- 1.飛砂・発じんを防止
- 天然由来の高分子樹脂が土壌粒子を結合するため、造成地や駐車場などの粉じん飛散を防止します。
- 2.土壌表層の保護
- 土壌粒子の結合により土壌表層部が強化され、現状の風合いを維持したまま風雨による浸食を抑制します。
- 3.低コスト・高パフォーマンス
- 余分な付加価値を全て省き、剤本体や施工にかかるコストを最小限に抑えました。更に、粉じん防止効果においても6ヶ月以上維持することが可能です。
- 4.作業性が良好
- 散布には家庭用ジョウロでも十分可能で、特殊な機材・技術を必要としません。効果も散布箇所が乾燥した後、直ちに発揮します。また、補修も大変容易です。
- 5.生分解性
- 本製品の主成分は、自然界の生菌で分解する生分解性エラストマーとして高い評価を得ています。特別な施工をしなくても元の状態に復旧可能です。
- 6.緑化工法
- 希釈液に種子、養成剤、着色剤を混合して散布するだけで土壌の緑化が可能です。また、土壌法面に吹き付けることで、種子の流出を防ぎます。
【性状】
外観 |
乳白色液状 |
主成分 |
天然性高分子樹脂 |
粘土(mPa・s) |
100以下 |
PH |
9±2 |
造膜温度 |
1℃以上 |
乾燥性 |
早い、良好 |
被膜強度 |
柔軟で優れた伸縮性 |
【安全性】
重金属(鉛、6価クロム、水銀、カドミウム) |
検出せず |
PRTR法該当物質 |
なし |
引火性・発火性 |
なし |
安定性・反応性 |
安定 |
暴露防止措置 |
特に必要なし |
【荷姿】
荷姿 |
内容量 |
散布範囲目安(m2) |
一斗缶 |
17kg |
51〜170 |
ドラム缶 |
190kg |
570〜1,900 |
1tコンテナ |
900kg |
2,700〜9,000 |
ローリー車 |
9t |
27,000〜90,000 |
施工方法
- 1.施工日の天候
- 散布する前日・当日が雨天でない日を選んで下さい。
※粉じん防止効果は乾燥後に発揮されますので乾燥前に施工場所を通行しないようにご注意下さい。
- 2.施工場所への前処理
- 剤を土壌深くに浸透させる為に、施工場所に水を1s/m2〜3kg/m2目安に散布する。必要に応じて散布場所を事前に転圧しておく。
※施工場所の上を人や車等が通行する場合、又は施工現場の土壌状況によっては、2〜6の工程を数回繰り返して下さい。この時、散布した剤が完全に乾燥したのを確認してから行って下さい。
- 3.散布液の調整
- 水で原液を3〜10倍に希釈する。
※高濃度の剤を一度に散布するより、低濃度の剤を数回に分けて散布したほうが、優れた防塵効果が期待できます。
- 4.散布量
- 希釈液を1kg/m2〜3kg/m2目安に散布する。
- 5.散布方法
- 液体散布用噴霧器、散水器を使用、又はホース、ジョウロでも散布可能。希釈倍率によっては、散水車などを利用して作業の簡素化が可能です。
- 6.繰り返し散布する場合
- 散布した剤が完全に乾燥したのを確認してから2〜6工程を繰り返し行って下さい。
適用場所
◆造成地 ◆建築現場 ◆最終処分場 ◆盛 土 ◆未舗装道路 ◆公 園 ◆駐車場 ◆グランド ◆イベント会場 ◆採石場 ◆遊園地 ◆その他
施工例

注意事項
- 雨後のぬかるんだ場所での散布や、散布後すぐに雨が降るような天候時には施工を見合わせて下さい。
- 散布後は気温20℃、湿度65%雰囲気で、およそ1時間ほどで乾燥いたします。
- ご使用される場合は予め空きスペースで試験される事をお奨めいたします。
- 施工の際には、河川等に流れ込まないようにご注意下さい。
- 廃液は排水溝等に流さず、土壌に撒くか焼却処分して下さい。
- 散布に使用した機材、器具は材が乾燥する前に水に漬け置くか水で洗浄して下さい。
- 保存される場合は、直射日光を避け、0〜35℃の場所に保存して下さい。
また、使用後は乾燥しないように必ず密栓をして保管して下さい。
- 詳しい安全・取扱処置につきましては、MSDSをご参照下さい。